自転車カバーの風飛び防止対策には100均の強力なクリップ、転倒防止・ばたつき防止には自転車用の荷紐や固定ベルトでカバーと自転車が密着する面積を増やせば、音も軽減されますよ♪
100均アイテム以外で手軽に風対策をしたいなら、風飛び・劣化防止機能がついた厚手の自転車カバーが使い勝手もよくておすすめです!
自転車カバーには風飛び防止対策をしておかないとどこかに飛んでいったり、カバーが風にあおられる音でご近所に迷惑をかけたりしないか、気になってしまいますよね。
そんなあなたに、100均アイテムを使って手頃な値段で風飛び防止をする方法や、100円では買えないけれど、もっとしっかり対策をするためのおすすめ商品をご提案します!
きちんと風飛び防止対策をやっておけば、愛する自転車も長持ちするのですよ♪
Contents
自転車カバーの風飛び防止に100均の洗濯バサミはだめ
100均の洗濯バサミは頼りない
自転車カバーは何も対策しないとすぐに風で飛んでいってしまいますよね。
そうならないように自転車カバーに付属するヒモを結んだり、マジックテープを自分でつけたり、対策はしているのです。
しかし、知らない間に強風に飛ばされ、だれかのお宅にお邪魔していて焦ってしまうのは私だけではないでしょう。
特に100均でも買える小さな洗濯バサミで自転車カバーをとめておくだけでは、頼りないですね。
風飛び防止対策で小さな洗濯ばさみがくっついている自転車カバーを見かけますが、ふだんは大丈夫でも、強風時や、台風の時には飛んでしまうでしょう。
そもそも自転車カバーが飛んでいってしまう理由は、すその方から風船をふくらませるように風が入り、浮力が発生するからなのですよ。
そこで、手持ちの自転車カバーに100均の洗濯バサミ以外で風飛び防止対策をやってみましょう。
個人的におすすめなのは100均で販売されているフックが付いたクリップです!
引用:ダイソー公式オンラインショップ
本来はキャンプやアウトドアでテントのポールにつけて、ゴミ袋をかけておく商品です。
このクリップは、バネが強力なため、片手で開けるにはけっこうな力がいるのですよ。
これで自転車カバーを何箇所か止めておけば、風で飛んでいく心配はありません。
自転車カバーの風飛び防止にはカゴやハンドル部分だけでなく、自転車の地面にできるだけ近いところを挟んでおくのも効果的ですよ。
100均の自転車カバーはおすすめしない
さて、自転車カバーが100均でも販売されているのをご存知ですか。
私の友人が、安いしちょうどいいということで、購入して使っていたそうですが、一年も経たないうちに破れてしまったそうです。
レインコートのような生地でできており、とても薄かったのだとか。
使い捨てと割り切って、破れたら購入するのもありですが、何度も買い直さなくてはならないものはあまりおすすめできません。
自転車カバーが破れて、自転車が屋外の環境にさらされる時間が長いと、劣化が進む原因となるので注意が必要です。
風飛び防止に加え、自転車が転倒することによって自転車カバーが破れるのも防ぎたいですね。
実は、自転車カバーのばたつきを減らしておくことで自転車の転倒を防ぐことができます。次の項目では自転車カバーのばたつき防止についてお話しますね。
横風に強い!転倒防止に効果ばつぐん♪
自転車カバーの風飛び防止とばたつき防止はベルト固定
自転車カバーが風にあおられると、思いのほかバタバタと大きな音がしますよね。
家の中にいても聞こえてくるほどで、もしかしたらお隣のおうちに騒音を聞かせてしまっていると思うと申し訳ない気持ちになることも。
また、自転車カバーが風にあおられて、自転車の硬いプラスチックや金属部分にぶつかると傷ついて破れてしまう原因になります。
特に自転車カバーがばたつくと自転車が倒れやすくなってしまうのです。自転車が倒れてしまうと、カバーが地面にこすれて破れてしまう可能性が高くなります。
自転車カバーが破れてしまっては何のためにカバーをしているのかわかりません。
風飛び防止対策だけでなく、ばたつき防止対策もおこなって、あなたの大切な自転車を守りましょう。
では、どのような物を使えば、ばたつき防止ができるのでしょうか。これも100均アイテムで解決します。100均の自転車用の荷紐(にひも)を使うのです。
引用:ダイソー公式オンラインショップ
この自転車用の荷紐を使って、自転車の真ん中あたりを縦に巻いて自転車カバーを固定します。
伸縮性があり、1本約50cmのロープが約2倍の長さに伸びます。先端にはフックがついていますよ。
引っ張って、引っかけるだけで簡単に装着できます。
また、先ほどご紹介した荷紐では長さが足りませんが、自転車を横からぐるっと一周するように固定してもばたつき防止になるのです。
大人の自転車の長さ(カゴの先端から後輪の末端までの距離)はJIS規格(国が定めた製品の基準のこと)で190cm以下と決められているのです。
ぐるっと一周回すには最大3.8mの長さが必要になるでしょう。
100均の荷紐はいろいろな長さの商品がありますので、お手持ちの自転車の長さを測ってから購入するのがいいですね。
さらに100均アイテム以外では、ばたつき防止専用のベルトが販売されているのですよ。
このベルトは伸縮しないので、さらにしっかり自転車カバーを固定することが可能です。
100均アイテムではないので多少お値段は張りますが、長く使いたい場合は専用のばたつき防止ベルトを検討してみるのもよいですね。
これまで、手持ちの自転車カバーに100均アイテムや専用商品で風飛び防止、ばたつき防止をする方法をご紹介してきました。
しかし、あれこれ組み合わせるのは面倒だと感じるのは私だけではないでしょう。
そんなあなたに、自転車カバー自体に風飛び防止機能のついた商品を買うことをご提案します。
どんな自転車カバーを選べばいいのか、なぜカバーが必要なのかを次の項目でお伝えします!
自転車カバーの風飛び防止におすすめなのは厚手の素材
自転車カバーが必要な理由
そもそもなぜ自転車カバーが必要なのでしょうか。
屋外は家の中と違い、厳しい環境にあるといえます。そんな厳しい環境にさらしていると自転車が傷んでしまうからなのです。
自転車は主に金属やゴム、プラスチックなどの素材を使って作られていますよね。
金属は、塗装(とそう)のはげた部分が水に触れるとさびてしまいますし、ゴムやプラスチックは太陽光に含まれる紫外線に長時間当たると劣化が進んでしまうのです。
私が高校生の時まで使っていた自転車は、ハンドルのゴム部分が溶けてベタベタした状態になってしまいました。
そのような理由から、自転車カバーを使って自転車を守ることが必要です。
では自転車カバーをしておくとよいメリットは、何でしょうか。以下にまとめてみました。
やはり自転車カバーをしておけば、自転車をきれいに保つことができます。特にお気に入りの自転車なら長く使い続けたいですね。
そして、自転車カバーをしておけば、盗難の防止にもなるのですよ。
警視庁の情報によると、自転車窃盗(せっとう)の発生状況は東京だけで年間約19,000件に登るのだとか。
そのうちの半数以上が施錠(せじょう)はしていなかったというのです。
自転車カバーをしておけば、自転車がきれいなのかや傷んでいるのか、どこのメーカーのものかなどの自転車の状態がわからないので犯人に情報を与えずに済みますね。
では、具体的にどんな自転車カバーを選べばいいのかと、おすすめの商品をご紹介します。
自転車カバーの選び方
自転車カバーを選ぶ時に確認する項目は以下の5点です。
最初の風飛び防止機能がついているものというのは、今回の記事のテーマです。
他のアイテムに頼らなくても、自転車カバーに付いている機能だけで風飛び防止対策が完結するなら手軽で助かりますね。
商品によって違いますが、自転車カバーのすそにゴムが入っているものや、巾着のようにしぼることができるもの、バックルで止めるなど風飛び防止機能が必要です。
次に、手持ちの自転車のサイズを確認しましょう。
何インチの自転車なのか、チャイルドシート対応のものが必要なのかによっても、購入する自転車カバーのサイズは異なります。
3つ目の素材については、厚手のナイロン製かオックスフォード生地が丈夫でおすすめですよ。
ナイロン製はなじみのある素材ですね。水を通さず、シワになりにくい素材です。
ナイロンに対し、「オックスフォード生地って何?」と私も思いました。
自分で服や小物を作る方ならご存知なのかもしれませんが、そういうのに疎い(うとい)私は、自転車カバーについて調べるまでは全く知りませんでした。
オックスフォードと聞くとイギリスの有名大学が思い浮かぶ方もいるでしょう。
オックスフォードという名前の由来は、19世紀にスコットランドの紡績会社が、名門大学の名前を商品につけて販売したからなのだとか。
オックスフォード生地は、縦と横の糸を2本以上束ねて太い糸をつくり、平織り(たて糸とよこ糸が交互に交差する織り方)したものを言います。
自転車カバーにはポリエステルの糸をオックスフォード生地にしたものがよく使われています。摩擦(まさつ)に強く、軽くて丈夫なのが特徴ですよ。
ナイロンとオックスフォード生地のどちらを選ぶにしても破れにくい、厚手の生地を選ぶようにしましょう。
4つ目の防水・撥水加工がされているものというのは、自転車をサビから守るためには、水がかからないように防ぐことが重要です。
自転車カバーは立体的に作られており、生地と生地を縫い合わせた縫い目があります。
縫い目のような小さな穴からでも水は侵入してしまうので、縫い目にも防水テープが貼ってある商品を選ぶと安心です。
また、撥水加工がされていると、比較的汚れも落ちやすいのです。自転車カバーのお手入れも楽になりますね。
最後のワイヤーロックがかけられる仕様のものというのは、自転車カバーにワイヤーロックを通すための穴が空いている商品のことです。
自転車カバーに穴がついていれば、自転車カバーの上から鍵をかけられるので、自転車の盗難防止に加え、自転車カバーも一緒に守ることができます。
以上の点をふまえて、私からおすすめ商品を1点ご紹介しますね。
「自転車カバー 風飛び防止 100均」が知りたい人に多い質問
自転車はカバーしたほうがいいですか?
自転車カバーをするメリットは雨から守る、太陽光(紫外線)から守る、花粉が積もるのを防ぐ、砂ぼこりがかかるのを防ぐ、盗難防止になるなどです。
自転車カバーしてるのに濡れるのはなぜ?
自転車カバーは立体的に作られており、生地と生地を縫い合わせた縫い目があります。縫い目のような小さな穴から、水が浸入してしまうのです。縫い目にも防水テープが貼ってある商品が便利です。また、カバー内に湿気がこもりやすいことも原因の一つです。
自転車カバーはどのくらい持ちますか?
自転車カバーの寿命は、素材や使用環境にもよりますが、耐久性のあるナイロン素材のもので数年間はあります。
自転車にカバーをしないとどうなる?
自転車にカバーをしないと、劣化が早まる、窃盗の危険性が高まるなどが考えられます。
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まとめ
- 自転車カバーの風飛び防止には100均のフック付きクリップならしっかり固定できる
- 自転車カバーのばたつき防止には100均の自転車用荷紐を使う
- 自転車カバーの風飛び防止には専用の固定ベルトも販売されている
- 自転車カバーが必要な理由は屋外の厳しい環境から自転車を守るため
- 自転車カバーを買う時は自転車サイズ・厚手の生地・防水・撥水・風飛び防止・盗難防止機能がついたものを選ぶ
自転車カバーが風で飛んでいってしまうなら、100均の強力なクリップを使って風飛び防止をするのが最も簡単にできる対策でしょう。
それでも納得がいかないのなら、風飛び防止機能がついた丈夫なカバーを新調するのもありだと思います。
しっかり風飛び防止対策をして、大事な自転車を長く愛用できるといいですね。
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