学校行事で一日中、屋外だったからマスク焼けしちゃった!どうしよう…
時間がたったマスク焼けが速攻で治せるかといえば、残念ながらそれは難しいと言わざるを得ません。
顔にくっきり残ったマスクの跡…。日焼け止めを塗り忘れて、マスクの形に日焼けしてしまうのがマスク焼けです。
しかし、出来るだけ早くマスク焼けを治すために中高生ができる対策がありますよ!
一番大切なことは日焼け直後から丁寧にケアをすることです。ポイントは肌のターンオーバーにあります。
この記事では、マスク焼けを出来るだけ早く治すために積極的に取り入れたいケア方法をご紹介!
他にもマスク焼けが消えるまでの間の隠し方のコツや、そもそも日焼けをしないために取り入れたい生活習慣もご提案しますよ!
最後までご覧くださいね!
マスク焼けの治し方は時間がたったらターンオーバーを促す事!【中学生・高校生】
うっかりマスク焼けしてしまった時の応急処置と、時間がたったマスク焼けを少しでも早く治せる方法について順にご説明していきましょう!
対策①肌を冷やす
日焼けした部分をなるべく早く冷やしましょう。赤くヒリヒリとしているのは、炎症を起こし軽いやけどを負ったような状態です。
保冷剤やビニール袋に入れた氷をタオルで包み、日焼けした部分にあてます。
ほてりを鎮めることで、炎症が進行することを防げますよ。
ただし、同じ部分に長時間当て続けると凍傷の恐れもありますので、注意が必要です。
フェイス専用の保冷剤も。一つ常備しておくと便利♪
対策②たっぷり保湿する
ほてりが落ち着いたら、保湿をしましょう。日焼けした肌は、乾燥状態になっているので、たっぷりの保湿が必要です。
また、マスク焼けから時間がたった肌にも、フェイスパックで保湿成分をゆっくり浸透させ休ませてあげることもよいでしょう。
こちらは、日本製のフェイスパックで14枚入り。価格もお手軽で中学生・高校生にもおすすめですよ。
日焼け後のケアにおすすめのパック!
日焼け後の敏感な肌には出来るだけ低刺激の化粧水を選びましょう!
美白化粧水など肌に刺激が強いものありますので、炎症が落ち着くまでは避けた方が無難です。
対策③水分を積極的にとる
日焼けした体からは、ミネラルが失われています。天然水やミネラルウォーターを飲んで積極的に補うようにしましょう。
対策④刺激を与えない
気になるからといって、マスク焼けをした部分に触れすぎてはいけません。
日焼けをした部分は炎症を起こしている可能性あるので、手で触れて雑菌が患部につかないように気を付ける必要があります。
対策⑤しっかり睡眠をとる
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバーも促します。
また、中学生や高校生の成長期に沢山眠ることで、身長が伸びることも期待できます。
マスク焼けを一刻も早く治したいなら、夜更かしは辞めてたっぷり眠れば肌の調子も整いますよ。
ターンオーバーを制する者がマスク焼けを制す!
中学生や高校生は、一年中日焼け止めクリームを塗る習慣がない人も多いですね。
しかし、紫外線はほぼ年間通して降り注いでいることが以下のグラフからもわかります。
引用:「日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ」(気象庁ホームページより)
ターンオーバー
古い皮膚の細胞が剥がれ落ちて、新しい皮膚へといれかわること。
約1か月の周期で繰り返すこの作業が規則正しく繰り返されることで、健やかな肌が保たれます。
肌の新陳代謝であるターンオーバーを促すことで、マスク焼けをした部分が新しい皮膚に生まれ変わります。
正常なターンオーバーを促すために、ビタミン類を積極的にとるのはとても有効です。
果物や野菜から摂取できるのが理想的ですが、難しい場合はサプリメントを利用するのもひとつですよ。
ビタミンC
メラニンの生成を抑える抗酸化作用があり、シミを防ぎます。
- ゴールドキウイ
- レモン
- ブロッコリー
- 柿
- イチゴ
- グレープフルーツ など
ビタミンA
紫外線で作られた活性酸素を取り除く作用があります。油と一緒に取ることで吸収率が上がります。
- レバー
- うなぎ
- 卵
- 牛乳
- ニンジン、春菊 など
ビタミンE
肌の新陳代謝を活性化し、ターンオーバーを促します。
- アーモンド
- かぼちゃ
- 卵
- 植物油
- アボカド など
真っ赤になっている、ほてりがとれない場合は、病院へ
皮膚が赤く、冷やしてもほてりがとれない、水ぶくれができている場合などは病院で診察してもらいましょう。
日焼けは、やけどと同じです。水ぶくれはつぶしてはいけませんよ、治りが悪くなったり、傷あとが残ったりします。
病院では日焼けの状態に応じて、抗炎症作用のあるお薬なども処方してくれますよ。
直後のアフターケアに失敗!時間がたってしまった日焼けの対処法
日焼けしてから時間がたってしまったマスク焼けも、基本的な対策はほぼ同じです。
正常なターンオーバーを促して、日焼けした細胞が新しいものに変わるための習慣を身につけましょう。
また、肌の炎症が収まってからは、積極的に美白成分が含まれた化粧品やサプリメントを取り入れることも効果的ですよ。
マスク焼けの治し方の効果が出るまでの隠し方3選♪
マスク焼け後のアフターケアをしっかりとった後は、スムーズなターンオーバーを待ちましょう。
たったひと月、されどひと月。待っていると長く感じますよね。
その間にできるだけマスク焼けを目立たないように隠す方法をご提案します
普段より大きめのマスクをつける
普段よりも大きめのマスクで、マスク焼けしている部分を隠してしまいましょう。
耳にかける部分が紐タイプよりも太めのものを選べば、隠れる範囲も広くなりますね。
給食・昼食の時は、あごマスク
食事をする時には、どうしてもマスクを外さなければなりませんね。
少し行儀が悪いですが、食事中にあごマスクにすれば耳にかける部分に隠れ、マスク焼けが分かりにくくなる可能性があります。
食事中にマスクが汚れてしまう事も考えられるので、替えのマスクも用意しておきましょうね。
メイク
中学生・高校生にフルメイクでマスク焼けを隠すことはおすすめできません。先生に注意される可能性が高いからです。
しかし、ポイント使いのメイクであれば、先生にバレずに対策できますよ。
おすすめは、トーンアップできる日焼け止めと、コンシーラーを併用することです。
中学生・高校生向け マスク焼け対策 メイク方法
- 化粧水・乳液で保湿
- 日焼け止めを顔全体にまんべんなく塗る
- コンシーラーでマスク焼け部分に点でのせた後、指の腹で薄くのばしぼかす
マスク焼けは治し方より予防が大事!方法は6つ
予防法①一年通して日焼け止めを欠かさない
最初にもご紹介したように、紫外線は年中降り注いでいます。
じりじり肌に照り付ける季節だけではなく、穏やかな日差しの日にも、雨の日にも、日焼け止めを塗ることを忘れないようにしましょう。
また、マスクをすることで紫外線が防げると思い込み、マスクの下部分に日焼け止めを塗らない人も要注意です!
紫外線は、マスクも透過してしまいます。日焼け止めを塗る時は、顔全体にまんべんなく塗ることをお忘れなく。
予防法②保湿する
乾燥している肌は、日焼けしやすい状態ということをご存知ですか?
肌の潤いが少ないと、紫外線などの外部からの刺激から肌を守る機能が衰えてしまうのです。
そのため、紫外線から肌をまもるためにも、バリア機能を保持するための潤いが大切です。
外出する前には、たっぷりと保湿をしてから日焼け止めを丁寧に塗りましょう。
予防法③帽子をかぶる
帽子のつばの角度が地面に対して並行とした場合つばが7cm以上あれば、顔にあたる紫外線の6割から7割は軽減されるというデータがあります。
マスク焼けの対策としては非常に有効な対策と言えますね。
予防法④日傘を使う
日傘の色は、黒、青、緑、赤などが紫外線を防ぐ効果が高いと言われているのでおすすめですよ。
地面からの照り返しを防ぐために裏地の色にも気をつけましょう。
晴雨兼用のものや、折り畳みタイプのものなど種類も豊富ですのでご自分にあったものを選びましょう。
予防法⑤ビタミンをとる
日焼け後の対策にもご紹介しましたが、普段から肌のターンオーバーがスムーズに行われるようにビタミンを意識的に摂取しましょう。
果物や野菜からとることが難しい場合、サプリメントを活用するのもおすすめですよ。
予防法⑥規則正しい生活をする
肌のターンオーバーを促すためには、たっぷり睡眠をとり、栄養バランスを考えた食事をとりましょう。
出来るだけ早い周期で肌が新しい細胞にターンオーバーできる肌環境を保っておけば、万が一のマスク焼けにも備えることができます。
将来のシミ予防には日焼け後72時間が勝負!
日焼け後72時間でシミの原因になるメラニンが生成されてしまいます。
中学生・高校生のみなさんには「シミ!?そんなの私の顔にできたことないよ」とお思いでしょうが、あと10年後にはあなたの悩みの一つとなっている可能性があるのです。
今日のケアが未来のあなたを救う!できることなら、私も過去に戻って若かりし自分に教えてあげたいと思うほどです。
まとめ
- マスク焼けの治し方は中高生も日焼け後なるべく早くケアすることが大切
- マスク焼けは速攻治すことはできないが、スムーズなターンオーバーを促すことでできるだけ早く治すことはできる
- マスク焼けの隠し方のコツは3つ(大きめのマスク、ポイントメイク、あごマスク)
- マスク焼けを治すよりも、防ぐ方が有効
まだマスクが手放せない生活が続きますが、紫外線対策は一年を通して行って、マスク焼けを防ぎましょう。
生活習慣を整えることは、肌のターンオーバーも促すだけでなく、健やかな身体をはぐくむ成長期にいいことづくめですよ。