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暮らし

テレビの壁掛けで高さを失敗しないためには?デメリット防止は配線を計画的に!賃貸はスタンド!首が痛いとならない位置を教えます

3月 19, 2023

壁掛けテレビを設置するときに失敗しない方法は、どこから見ることが多いのかと、目線がどこにくるかを考慮して高さを決めることです。

また、配線を壁にとおしたり、コンセントはテレビの後ろに設置したり、コード類を隠す工夫をすることも失敗しないためのカギですよ。

壁掛けテレビは置型よりもスタイリッシュでかっこいいですよね。設置を検討している人も多いのではないでしょうか。

しかし、テレビを設置する高さを失敗してしまうと、首が痛い・見ていて疲れるなど後悔することに。

この記事では、壁掛けテレビで上手に高さを決める方法や配線をすっきりさせる方法、賃貸の人はどうすればよいかを調査しました!

一度取り付けてしまうと動かすのが難しい壁掛けテレビ。緻密(ちみつ)な計画が成功の秘訣です!ぜひ最後までごらんくださいね♪

テレビの壁掛けで高さを失敗しない方法!首が痛いは嫌!

壁掛けテレビにした場合、失敗しやすいのは設置する高さです。やはり、設置したあとに位置が高すぎると気づくパターンが多いのだとか。

テレビの位置が高すぎると、見上げる姿勢になり、「首が痛い!」となってしまうのですよ。

テレビはリラックスして見たいのに、首が痛いのは嫌…。

そうですね。私もそう思います。壁掛けテレビを見ていて首が痛いのは嫌なので、設置する高さで失敗しない方法をご紹介しますね。

壁掛けテレビにするときに高さで失敗しない方法

壁掛けテレビを設置するときに失敗しない方法は、どこから見ることが多いのかと、目線がどこにくるかを考慮して高さを決めることです。

なぜかというと、テレビをどこから見るかによって目線の位置が変わり、見やすい高さが異なるからです。

たとえば、ソファに座ってテレビを見る場合と、床に腰を下ろして見る場合とでは目線の高さが違いますね。

ふだんソファに座って見ることが多いなら、そこから見やすいと感じる高さを探しましょう。

そして、床に腰を下ろして見る場合も同じように、実際に座ってみて見やすい高さに設置するのがよいですよ。

また、テレビを見るときに見やすいと感じる高さは、目線より5〜10cm低い位置と言われています。少し見下ろすくらいの高さがテレビを見やすいのですよ。

ただ、テレビを見やすいと感じる高さは、数字で決まっているわけではありません。人の感覚が一番大事だと思います。

まずは、家族で集まってシミュレーションをしてみましょう。このあたりなら大人も子どもも見やすいと感じる高さを探してみてくださいね。

我が家のテレビの場合【55インチ】

我が家のテレビは残念ながら置型です。しかし、テレビを見やすいと感じる高さは、壁掛けにする場合も置型の場合も同じなのですよ。

そこで実際に、我が家のテレビの高さや、座っているソファなどを測ってみました。

我が家のテレビは設置してから特に見にくいと感じたことはありません。テレビの高さを迷っている人は参考にしてくださいね。

私はソファに座って見ることも、床に腰を下ろして見ることもありますよ。

我が家のテレビ事情

  • テレビのサイズ…55インチ(縦約71.5cm×横幅約124cm)
  • テレビを支えている脚の高さ…約8cm
  • テレビボードの高さ…約41cm
  • テレビの中心の高さ…床から約85cm

テレビはソファから約230cm離れたところに置いていて、ソファの座面の高さは約45cmです。

また、身長が日本女性の平均くらいである、私の目線の高さも測ってみました。

リラックスしてゆったりソファに腰掛けた場合は座面から約65cmでした。床からだと、私の目線の高さは約110cmですね。

先ほど、目線よりも5〜10cm見下ろすくらいがちょうどいいとご紹介しました。

私が見やすいと思う計算上の高さは、床からテレビの中心までが約100〜105cmなのです。

したがって、日本女性の平均身長くらいの人がソファから見やすいのは、床からテレビの中心までの高さが約100cmが目安でしょう。

しかし、私は床に腰を下ろして見ることもあるので、目安よりももう少し低い位置が希望です。

私が床に腰を下ろしてテレビを見た場合、目線の高さは床から約65cmです。(背筋をピンと伸ばせば約70cmになります。)

さらに約4cmの厚みがあるマットを引いていて、その上に座ってテレビを見るので、私の目線の高さは床からだいたい70cm〜75cmといったところです。

我が家の場合、床からテレビの中心までの高さが約85cmなので、私が床に座っているときの目線よりも約10〜15cmほど少し高い位置にきます。

テレビからは約230cm離れて見るので、目線より約10〜15cm高くても許容範囲です。目線を少し上げる程度で、首が痛いほどではありません。

また、夫の身長も日本男性の平均くらいですが、テレビの高さはちょうどいいと言っています。

ネットには多くの情報があり、なかには55インチなら床からテレビの中心までの高さを110cm、65インチなら115cmなどと目安の紹介をしているサイトもありました。

身長差が約15cmある夫婦でも、一つのソファに座ってテレビを見たときに違和感を感じないので、見やすい高さは数字ではなく感覚だと思うのです。

結論、座っているところからテレビを少し見下ろす位置であること、シミュレーションをしてみて違和感を感じないことが高さを決めるうえで大切ですよ。

日光対策も考えよう

壁掛けテレビを設置するのは主にリビングだと思います。家を建てるとき、リビングはできるだけ南側の明るい方角にしたい人が多いのではないでしょうか。

そこで気になるのは日光です。窓を大きくとった明るいリビングでは直射日光が入りやすい傾向があります。

テレビを見るときに日光が反射するとたいへん見づらいですよね。

そうならないように、直射日光が当たらない位置にテレビを設置したり、カーテンで日光をさえぎったりできるように対策も考えておきましょう。

テレビの壁掛けデメリット防止は配線計画を緻密に

壁掛けテレビを採用してデメリットに感じやすいのは配線です。これは配線を事前に考えなかったことが原因です。

壁にはテレビだけがくっついている状態がかっこいいですよね。

もし、配線を考慮せずに壁掛けテレビを設置すると、ごちゃごちゃとコード類が出ているのが見えてしまいます。せっかくの壁掛けテレビが台なしですよね。

配線をきれいに隠すためには、事前の緻密な計画がとても大切です。

特にこれから新築を建てる人は、ハウスメーカーや工務店との打ち合わせ段階からしっかり配線の計画を立てましょう。

配線をすっきりさせるアイデア【3選】

配線をすっきりさせるためのアイデアを【3つ】ご紹介したいと思います。

  • 壁の中に配線をとおして、レコーダーやゲーム機の管理は真後ろの部屋で行う
  • コンセントとアンテナ端子はテレビの後ろに設置する
  • テレビの下にニッチ(壁にくぼみを作り、収納にする)をつくってもらう

配線すっきりアイデア【1】

一つ目のアイデアは、壁に配線をとおせるようにし、テレビの真後ろにある部屋でレコーダーやゲーム機を管理する方法です。

壁の後ろに機械類とコードを隠してしまうことで外側からコードが見えず、すっきりした見た目に。

テレビの真後ろの部屋をパントリーや納戸にできる場合におすすめです。

家が建ってからでは壁に穴をあけるのは難しいので、間取りを決める段階での計画がカギとなります。

配線すっきりアイデア【2】

二つ目のアイデアは、コンセントとアンテナ端子をテレビの後ろに設置することです。テレビの後ろにコンセントがあれば、コード類が隠せるのですよ。

テレビの後ろにコンセントを設置する場合、ポイントが二つあります。

ポイント

  • 壁掛け用金具と干渉しない場所にコンセントを設置すること。干渉してしまうと金具が取り付けられない
  • テレビ側のケーブルの差込口とコンセントの位置をずらして配線同士がぶつからないようにする

また、テレビボードを置く場合は、隠れる位置にもう一つコンセントを設置すると便利ですよ。

配線すっきりアイデア【3】

三つ目のアイデアは、レコーダーやゲーム機などはニッチに収納する方法です。ニッチとは、壁に作られた収納用のくぼみのことです。

テレビボードは置きたくないけれど、レコーダーやゲーム機などはテレビの近くに置きたい人向けのアイデアです。

レコーダーやゲーム機で使用するコンセントはニッチの奥に設置するとすっきりしますよ。

(テレビの後ろには、アイデア【2】と同じようにコンセント・アンテナ端子を一つ設置しておきます。)

せっかくの壁掛けテレビ。やっぱり配線が見えていたら嫌だから、事前によく考えておかないといけないね。

しかし、壁掛けテレビを検討している全員が配線に詳しくはありませんよね。

ここで大切なのは、家を設計する段階でハウスメーカーや工務店の人にしっかり希望を伝えることです。

希望がきちんと伝われば、プロが最善の方法を提案してくれるはずですよ♪

配線以外に注意すること【2つ】

配線以外に注意することを【2つ】ご紹介します。

一つ目は、テレビを設置する壁には補強が必要ということです。

これは新築を建てる人よりも、もともと壁掛けテレビにする予定のなかった人が、新たに設置する場合に注意すべきことですね。

壁の材料は一般的に石膏ボードが使われていることが多いのですが、これはネジやくぎを打つとすぐ抜けてしまう特徴があり、金具を固定できません。

壁掛けテレビを設置しようとすると、本体と金具の合計重量が約30kg前後になると言われています。(テレビの機種によって異なります。)

もし、壁に強度がなく、30kg近くのものが落下したら恐ろしいですよね。

そのような事故を防ぐためにも、業者に依頼し、壁に十分補強を入れてしっかり固定できるようにしてもらってくださいね。

二つ目は、壁掛け用金具はアームが前後に動くタイプのものを選びましょう。

これは新築を建てる人も、新たに壁掛けテレビを設置する人も、知っておきたい情報です。

アームが前後に動いてテレビを前に引き出すことができれば、配線の調整も簡単にでき、掃除も楽に行うことができますよ。

隙間なくぴったり固定されるタイプの金具では、テレビの後ろを触るのは難しいのです。メンテナンスをするときのことも考えて金具を選ぶのがよいでしょう。

壁掛けテレビにするデメリット【2つ】

ここで、壁掛けテレビにした場合のデメリットを2つご紹介したいと思います。

まず、最大のデメリットは、一度設置すると簡単に位置を変えられないことです。

壁掛けテレビにする場合は、金具で固定したり、配線を隠すための工事をしたりと手間がかかります。

これをまた外して動かすとなるとたいへんですよね。

したがって、頻繁に模様替えをしたい人にはおすすめできません。

しかし、模様替えをするつもりがない人にとっては、そこまでデメリットに感じることはないでしょう。

つぎに、これまでお話ししてきたように、取り付け工事が必要になるため費用が発生することです。

新築工事にあわせて壁掛けテレビを設置してもらうにしても、あとから業者に設置を依頼するにしても、置型に比べると費用は高額になってしまいます。

見た目をとるか、安価なほうをとるかはお財布と要相談ですね。

テレビの壁掛け工事ができない賃貸はスタンドが吉

壁掛けテレビにあこがれるけど、今住んでるのは賃貸だしなぁ。工事をしたり、壁にビスを打ったりはできない…。

たしかに、そうですよね。賃貸に住む人が壁掛けテレビを設置したくても、工事をしたり、壁に穴をあけたりするのは難しいですよね。

そこで提案したいのが、テレビスタンドです。

壁掛けではありませんが、テレビをスタイリッシュに置くことができるアイテムです。コードはスタンドの後ろをとおして隠すことができ、見た目もきれいです。

大人二名での組み立てが必要ですが、壁掛けテレビのように規模の大きな工事は不要です。

賃貸の壁に穴をあけるのは気が引けるという人は、テレビスタンドを検討してみてはいかがでしょうか。

これはいい提案だね。ぜひ検討しよう♪

まとめ

  • テレビをどこから見ることが多いのか、目線がどこにくるかを考慮して設置する高さを決めると失敗しない
  • 家族で集まってシミュレーションし、見やすい高さを感覚で決めると失敗しない
  • 直射日光はテレビを見づらくするため、設置場所の考慮とカーテンなどで対策を
  • 配線を隠すには事前の緻密な計画が失敗を防ぐ
  • 壁掛けテレビにするには壁の補強が必須
  • メンテナンスを楽にするならアームが前後に動くタイプのものを選ぶ
  • 壁掛けテレビにすると簡単に設置場所を変えることができないこと、工事費用がかかることがデメリット
  • 賃貸住まいで壁に穴があけられないなら、壁掛けではなくテレビスタンドを使う選択肢がある

壁掛けテレビも置型も、見やすいと感じる高さは変わりません。

テレビを見やすいとされる目安の数字よりも、感覚で設置する高さを決めることが失敗を防ぐカギとなりますよ。

事前の計画をしっかりしておくことで、家族みんなが大満足のかっこいい壁掛けテレビを実現することができるでしょう。

  • この記事を書いた人

みなこ

1歳の男の子を育てる30代 地方在住主婦です。 旅行代理店に勤めた経験があり、今度行けるならどこに旅行したいかな〜と考えるのが好きです。最近は、美味しいケーキを目当てに家族でドライブに行くのにハマっています♪

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