全粒粉パン(100パーセント)は成城石井やセブンイレブンなどのスーパー・コンビニでは市販されていません。
全粒粉パン(100パーセント)を食べたいなら、ホームベーカリーで作ったり、通販で買ったりする方法がありますよ。
健康診断で血糖値を指摘された!
最近太ったからダイエットしたい!
年齢とともに気になる健康。毎日の食事は体にいいものを選びたいですよね。
全粒粉パンは、小麦粉を使った一般的な白いパンに比べて、血糖値の上昇を緩やかにし、カロリーも低いという特徴が。
しかし、全粒粉パン(100パーセント)は市販ではあまり見かけません。スーパーで市販されているのは全粒粉の配合が100パーセントではないのです。
この記事では、全粒粉パン(100パーセント)がどこで買えるのか、ホームベーカリーで作るレシピまで、詳しく調査しました!
Contents
全粒粉パン100パーセントの市販は成城石井や他のスーパーにない
全粒粉パン(100パーセント)は成城石井やセブンイレブンなどのスーパー・コンビニでは市販されていないのです。
なぜ全粒粉パン(100パーセント)は市販されていないのか
全粒粉の配合率が増えれば増えるほど、ふくらみが悪くなり、硬いパンになってしまうのですよ。
そうすると、たくさんの人に買ってもらうというよりは、健康志向のこだわりパンという色が強く、固定客のための商品になってしまうのでしょう。
メーカーも利益を出すためには、たくさん売れるものを作りたいだろうと思うのです。
私の勝手な憶測ですが、このような理由から、全粒粉パン(100パーセント)を市販ではあまり見かけないのではと思っています。
「全粒粉入り」なら市販されている
全粒粉の配合率が100パーセントでなければ、成城石井やセブンイレブンなどのスーパー・コンビニでも市販されていて気軽に購入することができますよ。
成城石井やセブンイレブンなどのスーパー・コンビニで市販されているのは、「全粒粉入り」と表示されています。
全粒粉入りと表示されているパンは全粒粉の配合が100パーセントではありません。全粒粉と小麦粉を混ぜ合わせて作ったパンなのです。
商品によっても違いますが、全粒粉の配合率は、食べやすいとされる20パーセント以下なのだとか。
やはり、硬いパンよりもふんわりとやわらかく、しっとりしたパンのほうがおいしいと感じますよね。
市販されている全粒粉入りパンは、全粒粉は入っているけれど、配合率を低くし、おいしさが損なわれないように焼いているイメージです。
しかし、けっして全粒粉パン(100パーセント)が硬くておいしくないと言っているのではありません。
好き嫌いがあるのは当然のことですが、もちろんおいしい全粒粉パン(100パーセント)は販売されています。
そして、小麦粉で作られた一般的なふんわり・しっとりしたパンから、全粒粉パン(100パーセント)に変えるメリットはたくさんあるのです。
そのメリットとは…?次の項目で説明しますね。
全粒粉パン100パーセントだと糖質オフ♪
全粒粉パン(100パーセント)は小麦粉で作られた一般的なパンと比べると以下のようなうれしい特徴があるのですよ。
全粒粉パン(100パーセント)のうれしい特徴
全粒粉パン(100パーセント)の特徴
- 糖質が少ないため、食後の血糖値がゆるやかに上昇
- カロリーが低い
- 食物繊維・鉄分が小麦粉の約3倍入っていたり、ビタミンB1も多く含まれたり、栄養が豊富
- 歯ごたえがあって咀嚼(そしゃく)回数UP→少量でも満腹感が得られる
健康診断で血糖値を指摘された人やダイエットをしたい人は、糖質やカロリーが気になる人もいるでしょう。
ここで簡単に、なぜ血糖値の上昇がゆるやかな方がよいかを説明しますね。
糖質と血糖値の関係
糖質が多く含まれる食品を口にすると、急激に血糖値が上がります。
そうすると血糖値を下げようと、すい臓からインスリンと呼ばれるホルモンが通常よりたくさん分泌されるのです。
インスリンは血液中の糖分を脂肪に変換し、さらにそれをため込む働きをします。
脂肪をため込んでしまうと肥満になったり、糖尿病の原因になったりするので、これを防ぐためにも血糖値がゆるやかに上昇することが大事なのですね。
また、カロリーは、人が活動するためには必要なエネルギーですが、摂取するエネルギーが消費するエネルギーを上回ると体重増加の原因になるのですよ。
全粒粉パン(100パーセント)を食事に取り入れるだけでは肥満や糖尿病を完全に防ぐことはできませんが、より体にいいものを選んで食べることは大切だと思います。
毎朝、小麦粉で作られた食パンを食べている人は、全粒粉パン(100パーセント)に切り替えてみてはいかがでしょうか。
ところで、市販ではなかなか売られていない全粒粉パン(100パーセント)ですが、なんと自宅でホームベーカリーを使って焼くことができるのです。
レシピを調査しましたので、次の項目で紹介したいと思います。こだわりの自家製パンに挑戦してみたい人は必見ですよ。
全粒粉パン100パーセントのホームベーカリーレシピ♪
全粒粉パン(100パーセント)をホームベーカリーで焼いてみましょう。レシピを調べたので参考にしてみてくださいね。
パナソニックのホームベーカリー【SDーSB4(型番)】は、全粒粉パンを焼くメニューが搭載されているのですよ。
材料はこちら♪
パナソニック公式ホームページに載っている「全粒粉パン」レシピを参考にしています。
材料
A
- 全粒粉(パン用)…250g
- バター…10g
- 砂糖…17g(大さじ2)
- スキムミルク…6g(大さじ1)
- 塩…5g(小さじ1)
- 冷水(5℃)…200g(ml)
イースト容器
- ドライイースト…2.8g(小さじ1)
注意点
- 全粒粉は小麦以外・お菓子用(薄力粉タイプ)では焼けない
- 全粒粉の配合率が高くなるほどパンの高さが低くなる。(あまりふくらまない)
- 冷水は、室温が25℃以上の時は10g(ml)減らして使う。(200g(ml)を190g(ml)にする)
- 室温が30℃以上になると出来栄えは悪くなる
全粒粉パン(100パーセント)を焼くための全粒粉(小麦)が楽天市場に売っていたのでご紹介します。
キメの細かい粉で口あたりのよいパンが焼けるのだとか。自家製のパンを作るのであれば、粉にもこだわってみてはいかがでしょうか。
作り方はこちら♪
引用元:Panasonic公式ホームページ
- パン羽根をセットしたパンケースにAの材料を入れ、本体にセットする。
- イースト容器にドライイーストを入れる。
- メニュー【全粒粉パン】を選ぶ。
- ふたを閉めてスタートする。
・スタートしたあとは、ふたを開けないでください。ドライイーストがこぼれる場合があります。
・ドライイーストが投入されるときに音がします。- ピッピッと鳴ったら【取消】を押してパンケースを取り出し、2分程度冷ましてからパンを取り出す。
上記の全粒粉パン(100パーセント)以外に、料理研究家のホームページやYouTube・書籍などで、パンにナッツやドライフルーツを入れるレシピも紹介されています。
基本的な全粒粉パンに慣れたら、別のレシピに挑戦してみるのも楽しいでしょう。
私もホームベーカリーが欲しくなってきました♪
全粒粉パン100パーセントはどこで買える?通販の楽天で
市販ではなかなか手に入らない全粒粉パン(100パーセント)。ホームベーカリーは高価なので、誰しもが気軽に始められるものではありませんよね。
「ホームベーカリーを使って自分で焼くのはちょっとたいへんだなぁ」と思ったあなたは、買うのが一番です。では、どこで買えるのでしょう。
どこで買えるかというと、ずばり!楽天のネット通販です。
私も楽天の通販はよく利用します。便利ですよね。家にいながら買物ができます。しかも、こだわりの商品が販売されている場合もありますよ。
楽天のネット通販はたくさんのお店があります。そのなかでもどこで買えるか探してみました!
特に口コミ件数が多く、評価もよかったのは「全粒粉パン工房ポッポのパン」です。
全粒粉(100パーセント)で作られたパン5種類セットが人気ですよ。セット内容は、シュトレン・ドイツパン・くるみひまわりパン・くるみレーズンパン・ベーグルです。
残念ながら、沖縄への発送は行われていませんが、送料込みの値段で冷蔵便を使って送ってくれますよ。
また、私が確認した時点での口コミは579件。星を4つ以上つけている口コミは547件、星3つは23件、星2つ以下は9件という結果でした。
口コミをまとめてみたので参考にしてみてくださいね。まずは星2つ以下の口コミです。
星2つ以下の口コミまとめ
- 全粒粉パン(100パーセント)なので仕方ないが、残念ながらどれもおいしくない。口に合わなかった
- 硬かった。かめばかむほど味わいがあるが、家族には不評だった
- しっとりではなく、ねっとりとした食感で自分には合わなかった。歯にべったりくっついて食べづらい
- 硬くてパサパサ
全粒粉パン(100パーセント)は硬いという口コミが多い印象でした。
次に、星4つ以上の肯定的な口コミをまとめました。
星4つ以上の口コミまとめ
- くるみやレーズンがぎっしり入っていておいしい。コスパがいい
- しっかりした味を楽しめた
- 5種類のパンが試食できるので楽しめた。パンにうるさい主人も満足していた。少し温めたほうがおいしいと感じた
- 味はおいしい。少量でもお腹にたまって満足できる
- 全粒粉のパンが食べたくて購入。味も好みでまたリピートしたい
- 全粒粉なのに程よいやわらかさでおいしい。レンジをかけてから軽く焼くと、できたてみたいになる
味がおいしくて腹持ちがいいという口コミが多く見られました。やはり、健康を意識して購入する人が多い印象です。
初めて全粒粉パン(100パーセント)を食べる人も、食べ比べができるので一度試してみてはいかがでしょうか。
また、味や食感は人それぞれ好みが異なりますので、自分に合った商品を探してみるのもいいですね。
まとめ
- 全粒粉パン(100パーセント)はスーパー・コンビニでは市販されていない
- 全粒粉の配合率が100パーセントでなければスーパー・コンビニでも市販されている
- 市販されている全粒粉入りパンは小麦粉と全粒粉を混ぜ合わせて作られている
- 全粒粉パン(100パーセント)は糖質が少ない・カロリーが低い・栄養が豊富という特徴がある
- 全粒粉パン(100パーセント)はパナソニックのホームベーカリーで焼ける
- 全粒粉パン(100パーセント)は楽天のネット通販で買える
スーパーやコンビニで全粒粉パン(100パーセント)に出会うことは珍しいかもしれませんが、ホームベーカリーや通販を利用することで簡単に手に入れることができます。
毎日の朝食を、小麦粉で作られた一般的な白いパンから全粒粉パン(100パーセント)に変えて、健康を意識して生活していけたらいいですね!